動画編集の仕事で最もストレスがかかるのは、編集作業そのものではなく修正対応です。
「もう少しポップな感じに」「なんか違う」「前の方が良かったかも」——曖昧な修正指示に振り回されて、気づけば時給300円。これは多くの編集者が通る道です。
この記事では、修正で消耗しないための5つのルールを解説します。
ルール1:修正回数は契約段階で決める
最も重要なルールです。修正回数を決めないまま案件を受けると、無限修正地獄に陥ります。
| おすすめの設定 | 内容 |
|---|---|
| 修正2回まで無料 | 基本料金に含む |
| 3回目以降 | 1回あたり2,000〜3,000円 |
| 大幅な構成変更 | 別途見積もり |
💬 現場の本音:「修正回数を伝えるのが気まずい」と思うかもしれませんが、プロなら当たり前のことです。むしろ修正ルールを明示する編集者の方が信頼されます。
ルール2:修正の指示を具体化させる
「なんか違う」は修正指示ではありません。具体的にしてもらいましょう。
使えるテンプレート:
修正のご依頼ありがとうございます。
より正確に反映するために、以下を教えていただけますか?
・具体的にどの部分が気になりますか?(タイムコード◯:◯◯)
・どのような方向に変えたいですか?(参考動画のURLがあれば助かります)
・テロップの文言変更の場合、修正後のテキストをお送りいただけますか?
📝 ここがポイント:曖昧な指示に対して「わかりました」と受けると、エスパーを求められます。聞き返すのは失礼ではなく、プロの対応です。
ルール3:修正対応は24時間以内
修正依頼が来たら24時間以内に対応(または対応予定日を連絡)してください。
レスポンスが遅い編集者は、それだけで切られます。品質が同じなら、レスポンスが速い方が選ばれるのが現実です。
ルール4:「初稿の段階で方向性を合わせる」
修正が多い案件の根本原因は、最初の方向性の擦り合わせが甘いことです。
編集開始前に確認すること:
– 参考動画のURL(「こんなテイストで」を具体化)
– テロップのスタイル指定(フォント、色、サイズ)
– BGMの方向性(「明るい」「落ち着いた」等)
– 修正の基準(「クライアント確認後に修正」or「初稿で完成を目指す」)
⚠️ よくある落とし穴:「いい感じにお願いします」で受けて、出したら「イメージと違う」。これを防ぐには参考動画を1本もらうのが一番確実です。
ルール5:追加料金を恐れない
修正回数を超えた場合や、当初の依頼にない作業を求められた場合は、追加料金を堂々と提示してください。
伝え方のテンプレート:
ご確認ありがとうございます。
今回のご依頼は当初の範囲外(○○の追加)となりますので、
追加料金◯◯円にて対応させていただければと思います。
もし不要であれば、現状のまま納品いたします。
💡 プロのひとこと:追加料金の提示は「嫌な奴」ではなく「プロ」の証拠です。無料で際限なく対応する人は、プロではなく「都合のいい人」です。
よくある質問
Q. 修正が多いクライアントとは契約を続けるべき?
毎回5回以上の修正が入るなら、関係を見直すべきです。修正が多い原因が「方向性の擦り合わせ不足」なら改善できますが、「クライアントの性格」なら変わりません。
Q. 修正で追加料金を請求したら切られた
それはお互いにとって良い結果です。無料で無限修正する関係を続けても、あなたが消耗するだけ。その時間で別のクライアントを見つけた方が建設的です。
まとめ
| ルール | ポイント |
|---|---|
| 1 | 修正回数は契約段階で決める(2回無料が基本) |
| 2 | 曖昧な指示は具体化させる |
| 3 | レスポンスは24時間以内 |
| 4 | 初稿前に方向性を合わせる(参考動画をもらう) |
| 5 | 追加料金を恐れない |

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