「会議中にメモを取るのに必死で、肝心の議論に集中できない……」
AI議事録ツールを使えば、会議の録音→文字起こし→要約→アクション抽出を自動化できます。2026年現在、日本語対応のツールも増え、精度も実用レベルに到達しています。
この記事では、主要なAI議事録ツール5つを料金・精度・日本語対応・連携機能で徹底比較します。
AI議事録ツール 比較一覧

| ツール名 | 料金(個人) | 日本語精度 | 要約機能 | オンライン会議連携 | おすすめの人 |
|---|---|---|---|---|---|
| Notta | 無料〜月2,200円 | ◎ | ◎ | Zoom/Meet/Teams | 日本語メインの人 |
| CLOVA Note | 無料 | ◎ | ○ | △(録音ベース) | 無料で使いたい人 |
| tl;dv | 無料〜月$25 | ○ | ◎ | Zoom/Meet/Teams | 海外チームとの会議 |
| Otter.ai | 無料〜月$16.99 | △ | ◎ | Zoom/Meet/Teams | 英語会議が多い人 |
| Teams Copilot | Microsoft 365に含む | ○ | ◎ | Teams専用 | Teams中心の企業 |
💬 現場の本音:「日本語の精度」が最も差が出るポイントです。英語中心のOtter.aiを日本語で使うと精度が落ちます。日本語メインならNottaかCLOVA Noteを選んでおけば間違いありません。
各ツールの詳細レビュー
1. Notta — 日本語精度No.1のオールラウンダー
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | Notta株式会社(日本法人あり) |
| 料金 | 無料(月120分)/ Pro 月2,200円 / Business 月4,180円 |
| 日本語精度 | ◎(専門用語の辞書登録も可能) |
| リアルタイム文字起こし | ○ |
| 要約機能 | ◎(AI要約+アクションアイテム抽出) |
| 連携 | Zoom、Google Meet、Microsoft Teams、Slack、Notion |
Nottaの強み:
- 日本語の文字起こし精度が最も高い
- 辞書登録で業界用語にも対応
- リアルタイム文字起こし+翻訳にも対応
- Zoom/Meet/Teamsにボットとして参加し自動録音
Nottaの弱み:
- 無料プランは月120分まで
- 高度な機能(AI要約)はProプランから
2. CLOVA Note — 完全無料の音声メモ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | LINE(LINEヤフー) |
| 料金 | 完全無料 |
| 日本語精度 | ◎ |
| リアルタイム文字起こし | × |
| 要約機能 | ○(基本的な要約) |
| 連携 | LINE |
CLOVA Noteの強み:
- 完全無料で容量制限が緩い
- 日本語の精度が高い(LINEの音声認識技術)
- スマホアプリが使いやすい
CLOVA Noteの弱み:
- オンライン会議への自動参加はできない
- 要約の精度はNottaに劣る
- 録音した音声の後からの文字起こしが中心
💡 活用のコツ:CLOVA Noteは「対面会議」のメモに最適です。スマホをテーブルの中央に置いて録音し、後から文字起こし。無料で使えるので、まず試すならこれがおすすめです。
3. tl;dv — 会議の「名場面」にブックマーク
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | tl;dv(オランダ) |
| 料金 | 無料(月10件)/ Pro 月$25 / Business 月$59 |
| 日本語精度 | ○ |
| リアルタイム文字起こし | ○ |
| 要約機能 | ◎(AIサマリー+タイムスタンプ) |
| 連携 | Zoom、Google Meet、Teams、Salesforce、HubSpot |
tl;dvの強み:
- 会議中に「重要な瞬間」にタイムスタンプを打てる
- 会議の録画+文字起こしをCRMに自動連携
- 営業やカスタマーサクセスに特化した機能が豊富
tl;dvの弱み:
- 日本語は英語ほど精度が高くない
- 無料プランは月10件まで
4. Otter.ai — 英語会議なら最強
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | Otter.ai(アメリカ) |
| 料金 | 無料(月300分)/ Pro 月$16.99 / Business 月$30 |
| 日本語精度 | △(英語専用と考えた方がよい) |
| リアルタイム文字起こし | ◎ |
| 要約機能 | ◎ |
| 連携 | Zoom、Google Meet、Teams |
Otter.aiの強み:
- 英語の文字起こし精度は業界トップ
- 話者の自動識別が優秀
- 無料プランでも月300分使える
Otter.aiの弱み:
- 日本語には実質非対応
- 日本語サポートがない
5. Microsoft Teams Copilot — Teamsユーザーの最適解
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営 | Microsoft |
| 料金 | Microsoft 365 Copilotライセンス(月額約4,500円) |
| 日本語精度 | ○ |
| リアルタイム文字起こし | ◎ |
| 要約機能 | ◎(議事録+アクションアイテム+フォローアップ質問) |
| 連携 | Teams、Outlook、OneNote、Word |
Teams Copilotの強み:
- Teams会議の中で直接使える(追加ツール不要)
- 「会議の途中から参加した人向け」に今までの要約を生成
- Outlookでフォローアップメールを自動作成
- 組織のセキュリティポリシーに準拠
Teams Copilotの弱み:
- Teams以外の会議では使えない
- Microsoft 365の追加ライセンスが必要
- 個人利用向きではない
💬 現場の本音:会社でTeamsを使っているなら、まず情シス部門にCopilotの導入状況を確認してみましょう。すでにライセンスがあるのに使っていない——そんなケースが意外と多いです。
導入パターン別おすすめ
| あなたの状況 | おすすめツール | 理由 |
|---|---|---|
| まず無料で試したい | CLOVA Note | 完全無料、日本語◎ |
| 日本語の会議が中心 | Notta | 日本語精度No.1、連携も豊富 |
| 英語の会議が多い | Otter.ai | 英語精度トップ、無料枠も多い |
| 営業チームで使いたい | tl;dv | CRM連携、会議のハイライト共有 |
| 会社でTeamsを使用 | Teams Copilot | 追加ツール不要、セキュリティ◎ |
AI議事録ツールの活用フロー
ステップ1:会議前
– ツールを会議に招待(Zoom/Meet/TeamsのURLを設定)
– アジェンダがある場合は事前にアップロード
ステップ2:会議中
– ツールが自動で録音+文字起こし
– 重要な発言にブックマーク(tl;dv, Nottaなど)
ステップ3:会議後
– AI要約を確認・修正
– アクションアイテムをタスク管理ツールに連携
– 参加者に共有
💡 活用のコツ:AI議事録は「100%正確な文字起こし」を期待するものではありません。80%の精度で自動化し、残り20%を人間が修正する——これが最も効率的な使い方です。完璧を求めると逆に時間がかかります。
よくある質問
Q. 会議の録音は法的に問題ない?
参加者全員に録音を告知し、同意を得ていれば問題ありません。多くのAI議事録ツールは、会議参加時に「この会議は録音されます」と通知する機能があります。社内ルールで録音ポリシーを決めておくことをおすすめします。
Q. 機密情報のある会議でも使える?
ツールごとにデータの取り扱いが異なります。Teams CopilotはMicrosoftのセキュリティ基盤に準拠しているため、企業利用に最も安心です。NottaもISO 27001認証を取得しています。無料ツールの場合はデータの取り扱いポリシーを確認してください。
Q. 方言や専門用語には対応している?
方言の精度は全ツールとも課題があります。専門用語については、Nottaの「辞書登録」機能が有効です。よく使う業界用語を事前に登録しておくと、精度が大幅に改善します。
まとめ
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| AI議事録ツールとは | 会議の文字起こし→要約→アクション抽出を自動化するツール |
| 日本語メインなら | Notta(精度◎、連携◎) |
| 無料で始めるなら | CLOVA Note(完全無料) |
| 会社のTeams会議 | Teams Copilot(追加ツール不要) |
| 最も大切なこと | 80%の精度で自動化し、20%を人間が修正する運用 |
まずは無料ツールで1回の会議を試してみてください。「議事録作成に30分かけていた時間がゼロになる」感動を体験できるはずです。
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